
皆さま、こんにちは
竜串観光振興会です。
連休最終日の今日、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
さて、今日の話題は「句碑」です。
日本全国、津々浦々にある「句碑」ですが
ここ、竜串にもあります。
今では、駐車場の片隅にひっそりと建っているので
観光で訪れた方は、なかなか気づきにくいかもしれません。
「龍串は 奇岩を並めて 春の潮」
実は、今日気になって調べてみるまで
「春の潮」の部分が読めなかったのは内緒です。
さて、この句碑に刻まれている俳句を詠まれたのは
高浜年尾先生です。
「高浜年尾」という名前だけでピンときた方は
相当な俳句ファンだと思いますが
明治~昭和を代表する俳人「高浜虚子」のご長男であり
高浜虚子の跡を継ぎ、現在も続く文芸誌「ホトトギス」の
三代目主宰を務めていらしたということを考えると
かなりご高名な方だと思います。
さて、土佐清水市内にはもう一か所
高浜年尾先生の句碑があるそうですが
私は未確認です(鵜の岬にあるらしいです)
そして、竜串の西にある隠れ名所「叶崎」にも
漂泊の歌人吉井勇先生の歌碑や、数々の童謡で知られる
野口雨情先生の歌碑もあります。
土佐清水市の誇る絶景も、これらの句碑や歌碑に
刻まれている言葉と一緒に噛みしめてみると
より一層味わい深いものになるのかもしれません。
それではまた。